1 免許試験の受験資格
二級ボイラー技士免許試験に、受験資格はありません。どなたでも受験することができます。
ただし、本人確認証明書の添付が必要です。
2 免許を受けることができる者
イ. 次のいずれかに該当する者で、二級ボイラー技士免許試験に合格したもの
1.学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校等においてボイラーに関する学科を修め3ヶ月以上の
実地修習を経た者
2.6ヶ月以上ボイラーの取扱いの実地修習を経た者
3.都道府県労働局長又は登録教習機関が行ったボイラー取扱技能講習を修了し、4ヶ月以上小規模ボイラー
を取扱った経験がある者
4.登録ボイラー実技講習機関が行うボイラー実技講習(20時間)を修了した者 ※
5.エネルギー管理士(熱管理士)の免状を有する者でボイラーの取扱について1年以上の実地修習を経た者
6.海技士(機関3級以上)免許を受けた者
7.海技士(機関4,5級)の免許を有する者で、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーの取扱経験者
8.ボイラー・タービン主任技術者(1種,2種)免状を有する者で、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーの
取扱い経験者
9.保安技術職員国家試験規則による汽かん係員試験に合格した者で、伝熱面積の合計が25m2以上の
ボイラーを取り扱った経験がある者
10.鉱山において、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーを取り扱った経験がある者
(但しゲージ圧力が0.4MPa以上の蒸気ボイラー又はゲージ圧力0.4MPa以上の温水ボイラーに限る。)
ロ. 職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)第27条第1項の準則訓練である普通職業訓練のうち、
職業能力開発促進法施行規則(昭和44年労働省令第24号)別表第2の訓練科の欄に定める、設備管理・
運転系ボイラー運転科又は同令別表第4の訓練科の欄に掲げるボイラー運転科の訓練(通信の方法に
よって行うものを除く。)を修了した者
3 試験科目とその範囲
免許試験について(受験資格・日程・会場・申請書・受験料・申込方法等)の詳しい情報は、
(財)安全衛生技術試験協会及び各技術センター(試験実施機関)にお問合せ下さい。
日程等詳細は近畿安全衛生技術センターのホームページまで👈
(一般社団法人日本ボイラ協会はボイラー技士免許試験の実施機関ではありません)
4 二級ボイラー技士免許を取得するまで
※当支部のボイラ実技講習を受講する場合
1.ボイラー実技講習受講
⚫︎ボイラ協会京滋支部主催の講習会を受講してください
座学2日間・現場実習1日(20時間)の講習です。
ボイラー実技講習の修了証を発行します。
2.受験勉強
⚫︎二級ボイラー受験準備講習会をご利用してください
独学より効率良く学べ、合格率も期待できます。
3.国家試験受験
⚫︎安全衛生技術試験協会近畿安全衛生技術センターへ受験申請してください
⚫︎受験地は兵庫県加古川市にて毎月1,2回実施されています
令和7年4月からは大阪試験場が開設されます。(大阪市北区天満)
それに伴い、京都・滋賀の出張試験は廃止されます。
⚫︎国家試験合格後にボイラー実技講習を受講することができますが、
実技講習を先に受講するとボイラーに関する知識を得ることができ、
合格率が向上するでしょう
4.合否通知
⚫︎自宅へ免許試験結果通知書が郵送されます
5.免許交付申請及び免許証発行
⚫︎免許申請書と必要書類を東京労働局免許証発行センターへ提出
⚫︎厚生労働省東京労働局のホームページまで👈